こんにちは。
9月もあっという間、そんな9月最後のマンデーもむーんがお送りします。
昨日は思いのほか天気が良かったので上毛かるたの聖地巡りを敢行しました。
みなかみ町の塩原太助翁記念公園や茂左衛門地蔵。
ほか清水トンネルも行ってきたのでこれで残り10カ所になりました。
写真も全部保管してあるので「上毛かるた旅」みたいな写真集でもつくろうかなあ。
さてさて、本日も本の紹介です。
「ディランと良寛」!
サブタイトルに「表現するヒト」。
この二人、どこに関連性があるの?と思ったらそういうことかあ!と納得しました。
しかし、ボブディランというと個人的には「音楽家なのにノーベル文学賞を受賞した人」としか認識なかったんですけどね。
もっともその嬉しい知らせから12日も経ってから受賞の意向を表明したこと、そしてその理由からこの本はスタートします。
ディランはフォークからロックに転身した際、大きなバッシングを受けたこともあったそうです。
そして本の中で何度となく登場する代表曲「風に吹かれて」「ライク・ア・ローリング・ストーン」などは気になってYoutubeで聴いてみました。それらの曲についてさまざまな人が和訳を試みています。どれが正解というものはないけれど多くの人を巻き込んで議論になるほど関心の高いアーティストなんだなあということを改めて感じました。
そして著者がディランに関心が向いたという15枚目のアルバム「血の轍」。このアルバムのジャケットに使われている色がすごくインパクトにあって見返し紙にこの色に近いものを使用しました。
表紙のイラストも本人の意向でそれぞれのイラストを描き起こしました。自分ではイメージ通りのものが上がったなあと思っています。
白地に黒でスッキリですが、反転させて黒地に白でもヘヴィな雰囲気で良かったかもなあと感じました。
この本に魅せられた人がもう一人。弊社社長です。「ディランのアルバムを買ったよ」と言っていました。一つ一つの文章が長くなく読みやすいのも惹き込まれる要因の一つかもしれません。良寛のお話についても同様です。40も歳が離れた貞心尼(ていしんに)との交誼についての検証・推察なども興味深い内容でした。
こちらの作品は販売はされませんが、多くの人の手に渡って読んでもらえるといいなあと思います。
他にもつくろうと思っている、とおっしゃっていましたが次の作品も楽しみです。
それではまた来週。