こんにちは。
1月24日、むーんがお送りいたします。
22日(土曜日)は高崎シティギャラリーでNPO法人「時をつむぐ会」様の「たかさき絵本フェスティバル」が開会したということで行ってまいりました。
回を重ねること28回目。子どもが最初に触れるであろう紙の媒体、絵本をテーマにしたイベントで原画も多く展示されています。
入口には「エルマーのぼうけん」の巨大な模型(というのかな)がお出迎え。
内部は撮影できませんでしたが楽しい仕掛けが盛りだくさん。
2月1日までの開催ですのでお早めにご観覧を。
さて、私むーんは昨日秩父市まで行ってきました。
こんな時期ですから人との接触を極力避けるため早朝から行ってまいりました。
人影まばらな秩父神社。
遅ればせながら初詣でした。
そして春には芝桜が美しい羊山公園。
ここからの秩父市内が一望できます。眺めは最高!
持参した自作のサンドイッチとコーヒーでお昼。
ひとりピクニックを楽しみました♪
こんなお休みもいいですよね。
そうそう、この羊山公園内にひっそりたたずむ「武甲山資料館」という小さな資料館があります。
武甲山、気になっていたので入館しました。大人は入館料210円ですし。
なぜ気になったのかというと以前秩父に来たときに「あの山、なんで岩肌むき出しなのかわかる?石灰岩が採れるから採掘してああなったんだよ」と友人から教えてもらったことがあったからです。
資料館内では山の歴史に始まり、山で採れる石灰が現代にどれだけ多くのものに使われているのかということ、そしてそこで暮らす希少な生物たちが紹介されていました。
石灰が文化や経済の発展のために欠かせない反面、そこに人の手が入ることで山の景観を損ね、山での生活を追われてしまう生物も少なくなく共存するためにこれから私たちがすべきこと、できることは・・・、という問題提起で結ばれています。
この近辺ですと足尾銅山なども同じことがあったはずですが、文化、文明の発展とそこに生きる者との共存って常に相反するものとして考えていかねばならないテーマだといえます。
最後に来館者の声が掲示されていましたが、「山の自然をこれからも守って」という声もあるほか「無理に緑化などせずに今の武甲山を見せ続ければいい。これは秩父のシンボルだ」というようなことを書いている方もいらっしゃいました。人それぞれで正解はないですね。
同時に私もこんな歳になってもまだまだ知らないことがたくさんあるなあと感じました。
自分が知っていることってすごく浅い部分のごく一片のものであって、世の中ではまだまだ深く、そして広いところでいろいろなことが起きているんですよね。それらすべてを知っている人なんているわけはないけどこうして少しずつ知っていくこと、その現実を目にすることって大切だなあと知らされた一日でした。昨日はここを観ただけでも意義のあった一日でした。210円の授業料はとても意義のあるものでした。
これからも現実を正視すること、そこから感じられることを言葉にしていくことを大切にしていきたいなと思います。
それではまた。