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紙は生きている!?

こんばんは、ヤエモンです。
真冬は暖房をつけ、室内が乾燥していたからでしょうか、機械を動かし続けると紙や機械が帯電して、調子が悪くて大変なんてことがありました。
やっと暖かな春になり調子がいいぞ!なんて思っていたら、今度は今日のような雨の日に泣かされることとなりました。

紙が水分を吸って波打つのです。

「紙は生きている」と言われることがありますが、吸水性の高いパルプを多く含んだ紙ほど湿度変化に敏感で、湿度が多いと膨張し、乾燥して収縮し、と繰り返します。
5ミリくらい伸びたりすることもあるようですよ。

ただしあまりこれを繰り返すと「紙が風邪をひく」ようです。
保存方法が悪かったり、長期間保管されて劣化してしまった紙のことを指します。
絵を描く方は絵具や墨がのりずらくなるので特に敏感に感じるのではないでしょうか?
この湿度による収縮を安定させるために、紙に一定の時間をかけて強制的に湿度を変化させ、含有水分や伸縮程度を安定させるなんて方法もあるようです。
これをエージング、熟成効果というようです。ワインや美味しい肉やチーズを想像してしまいますね。

紙が波打つとカッティングマシーンで紙を切り抜く時に刃が動いた所を傷つけてしまうので、印刷された紙はカットするまで重りを置いて紙が波打つのを防いでみました。
印刷物を汚さないように、傷つけないように注意をはかり、ダンベルを重石の変わりにしてみました。

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なるべくできたて刷り立てホヤホヤでカットするのがいいんですけどね。。。
機械や材料と仲良く仕事していかないといけませんね。

ではみなさん、この気候の変化で「風邪をひかないように」気を付けてよい週末をお過ごしください。

DiPS.A前橋まちなか店
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