こんにちは。オペレーターのSです。まだまだ暑い日々が続きますが、今日8月7日は立秋です。夏の挨拶状は暑中見舞いではなく、残暑見舞いに切り替えましょう。
さて、いわゆる業界用語というのはどこにでもあると思うのですが、印刷を行う過程で無駄になってしまった用紙を「ヤレ紙」や「ヤレ」と呼んでいます。 例えば印刷物の表裏の見当を合わせるときや、色調整の際に発生します。
また、印刷が終わった後でも、折りや製本といった加工の際に出てしまいます。機械で加工するとは言っても、適切な折り位置などを設定するための調整用としてどうしても必要なんですね。 なぜヤレというかというと、漢字で書いたところの「破れ」からきてるそうです。紙は破れると使えなくなってしまうので、それが転じて使えなくなった紙全般を指すようになったとか。製品としては使えないので「破ってしまえ!」というような意味合いもあったりするそうです。
印刷業界に入り、初めて「ヤレ」と聞いた時は「え・・・な、何をやればいいんですか!?」と思ってしまったものです。色々な言葉がありますね。
夏休み間近!という方も多いと思います。旅行などに行かれる際はどうぞお気を付けて。
それではまたお会いしましょう。(*゚∀゚)ノシ