こんばんは!アッシュです。
当店では様々な紙を一枚から販売しています。(1枚からお安く販売できるのは棚にある紙種だけですが…)
さわり心地、特質、色、模様…本当に色々な種類の紙があり、少しでも「紙って面白い」とお客様に思っていただけるようご案内しているつもりですが…
最近思うのは「やっぱり形にして伝える方が分かりやすいんだなぁ」ということです。
ご案内できるときは「この紙でこんなこともできるしあんなことも…」とお客様とお話ししたりするのですが、「それいいわね、じゃぁ買っていくわ」という方はほんの一部で、ほとんどの方は「それって出来上がったの売っていますか?」ということになります。
作るのが好きな人ももちろんたくさんいらっしゃって、コダワリの紙選びにお付き合いしたりすると私も至福の時を過ごせるのですが、それだけではなくて「面白い紙はすきだけど…自分で作るのは自信がない」という方のために、じゃんじゃんサンプルや商品を作っていくこともやっぱり意味があるのではないかと思うのです。
例えば、前に私の大好きなヴィベールという紙とカラペという紙を使って、私にしては珍しくポップな配色の商品を作ったのですが、これをもう少し色展開させたいなぁと思っています。
みなさんヴィベールってとっても不思議なモコモコの布みたいな紙なんですが、ニューフェイスな紙ではなくて私と同じくらいのアラフォーの歴史を持った紙だって信じられますか?
武井武雄が1977年の刊本で「ヴィベール本」なるものを出しているのですよ!残念ながら色は現在の展開と違いますが、開発する方も使う方もすっばらしい冒険だったと思うのです。
カラペですが、これも古い歴史がある紙です。私がこの紙が好きなのは、透けてる感じとシャカシャカという音です。
その異素材をドッキングしたのがこちら!
紙ってホントに面白いですねぇ。これからの新展開も是非楽しみにしていてください。