書店の書棚に入っている本をまた戻す時、帯が折れないか気を遣ってしまう、マンデー担当はむーんです。
この週末は三浦しをんさんの「舟を編む」を読んでました。
前に読んでた本がなかなか読み進められず(これね)、返却期限前日から2日で全力で読破しました。
さすが、書店大賞を受賞するだけあって素晴らしい作品でした。
続けて三浦しをんさんの作品を借りてみよう!と思ったら一冊もありゃしない!
きっと貸し出し中なんですね。また機会を見て借りてみましょう。
んなわけで、読書の秋を満喫してます。
さてさて。
今週は作品紹介です。
先週納品したてでできたてのホヤホヤです!
以前ここでも書いた、ワタシが法人の営業をしていた時のお客さまだった方です。
定年退職をされ、10年が経っていたのですが、その間に作りためた俳句500首あまりを1冊の本に、とのことで本づくりに取りかかりました。
タイトルは「城南の風」。タイトルにふさわしく、赤城山の写真が見事に入ったカバー。
ブログ火曜日担当のYくんの装丁によるものです。
これはとてもお客様に気に入っていただけた点の一つです。
仕上がった本をお渡しする時の満足そうな表情を見ると、「いい仕事ができたな」と感じます。
文字の組版の美しさであったり、装丁の良さ、印刷の仕上がり。
これらはどこにも負けないものだと自信を持って言える部分です。
前にも書きましたが個人出版というのは自分史であれ、作品集であれ、「自分自身の思い」を表現する最大の手段、方法であると思います。
そんな思いのたくさん詰まった作品を預かるわけですから、一つ一つ、しっかりといいものを作らなければいけません。
「10年後にまた俳句を作りためて本ができるかな・・・、もう90になってるから無理かあ」
などとおっしゃっていましたが、どうしてどうして。気力の続く限り俳句を作って、生きている証(=作品集)を残して欲しいと思います。
またその際はお手伝いができたらと思います。
今も個人出版本が2つ進行しています。
そして今日、画集を作りたいと来店されたお客様がいらっしゃいました。
まだまだたくさんの『作りたい』の気持ちの方がいます。
これからもそうした方々の『作りたい』に応えられるお店でありたいものです。