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自分の当たり前、世間の当たり前

一月往ぬる二月逃げる。あっという間の二月。
そんな二月最初のマンデー、むーんがお届けします。

いまワタシが力を入れている仕事の一つに自分史があります。
自分史、というと多くの人が
「そんな自分史を書くほど大した人生を送ってないから」
なんておっしゃいます。

果たしてそうでしょうか。
自分にとって平凡なできごとでも他人からしたら知ることのない話で、聞いたら「へえ!」って思うような話ってたくさんあるんですよね。
「自分にとっての当たり前は人にとって当たり前ではない」ということなんですね。
先日、同じようなことをある本で見かけました。
同じ会社の中での常識は世間では常識ではないかもしれない。
だから会社というフィールドから離れてまったく違う世界の人ともっと話をする機会を持つべきだ、と。スタッフからも印刷と全く関係のない業種の講演を聴いても勉強になりますよね、なんて話を前に聞いたことがあります。

まったくその通りだと思います。
自分たちの業界や会社で当たり前だと思ってることって世間ではまったく違った目で見られることがあるんです。
そのいい例が今日までけやきウオークで開催されている「グッドデザインぐんま商品展示会」です。
スタッフが生み出した「アクリラート」は立方体のアクリル素材にUV印刷をしたものです。
我々の感覚ではなんてことのない印刷の一つに過ぎないのですが、会場でご覧いただいたお客様の中には「こんなこともできるんだー」と驚かれている方もいたんだとか。
こんなリアクションを聞くと逆に自分たちが驚いてしまいます。

いかに視野が狭い中で仕事をしていたか、思い知らされました。
例えば新しく商品をつくろう、という会議をしても売れそう、売れないという判断がそこにいるメンバーだけで下されてしまって斬新なアイディアが埋もれてしまったり、とか。自分たちの目線でなく、一般消費者の目線。
そのためにはお店にいらっしゃるお客様の声や、こうしたイベントに来る方の声だったり、自分の周りにいる友だちや知り合いの声を拾うことが大切なんだと改めて感じました。
そういう面だけでもああした場に出て行けた意味があったかなあと思います。
今月末にも前橋市内に出かけて行く機会があります。
DiPS.Aやtocotowaを知ってもらう、あるいは発信する。そして声を拾う。
そこから少しずつでも広げていきたいと思います。

ではまた来週。

DiPS.A前橋まちなか店
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