こんにちは。
4月に入り、新年度っつーことで我が社も4人のフレッシュな新入社員を迎えました。
いいなあ、若いって・・・。
むーんも32年目に入ります。
いつもこの時期に思うのは初心を忘れてはいけない、ということ。
少し前のブログでも書きましたが、入社時に上司だったSさん(故人)には大変お世話になりそれこそ名刺の渡し方、集金の仕方から新規開拓の営業に同行したり、本当にいろいろな勉強をさせてもらいました。
こうしたことが自分の中で形骸化することなく、常にきちんとした行動をとり続けることでSさんも喜んでくれるのではないかな、と思うのです。
さて、年度末の忙しさもひと段落。
そんな中、今日も個人出版の案件がさっそく二件ありました。
そのうちの一件は、当初月末に上製本をお納めする計画だったのですが、日曜日が著者の方の奥様の誕生日、しかも身体の具合が芳しくないために元気づけるために二冊でいいから先に本を届けたい、とのことでした。
一冊の本だったり一枚の印刷物に意味がある、ドラマがある。
もしかしたらこの一冊の本が届くことで奥様が勇気づけられて元気になるかもしれない。
そう思うとなんとか仕上げなくては、って思うんです。
やりましょう、それが自分たちができる使命。
ただお給料をもらうためでなく、人のために、そして社会的に意義のある仕事を私たちはしているんだということを今日から社会人として働く新入社員の人たちにも少しずつでもいいのでわかってもらいたいなあと思うんです。
おっ、なんか偉そう・・・、社長の訓示みたいになっちゃいましたね。
でも人に喜んでもらえる仕事ってやり甲斐があると思いますよ。
捨てたもんじゃないですよ、印刷の仕事。
土曜日に行った秩父ミューズパークの桜です。
とても広大な公園の中の桜並木、あまりの綺麗さに感動しました。
そんなわけで32年目を迎えますが新人のつもりでがんばります。
それではまた。