むーんです。
来年の話をすると鬼が笑う、とは言いますが・・・いま来年の暦のことが話題になっていますね。
そう、5月1日のこと。ここがお休みになると祝日法によってその前後の日もお休みなるので週休2日制の企業は最大で10連休になるんだとか。
10連休はさておき、カレンダーや手帳に携わる業界の我々にとってはかなり気になることなんです。
さてさて、その手帳。もう書店には手帳が並んでますね。うーん、早い・・・。
ということで先日、文具を扱うお店に「手帳」というのぼりを発見したので行って来ました。
正直手帳というと書店にあるものは高橋の手帳とか能率手帳がほとんどなんですね。
確かに長年のノウハウもあるし、種類も多くていいのですが何となく使い勝手が今ひとつなんですね。
週間の予定スペースも横のものとバーチカル(タテ)のものとあるんだけど、バーチカル推しのむーんとしては全体はいいのにここのスペースが横だったり後ろの資料はいらないからもっとメモページがあればいいのに!って感じで買うのを止めたりすることもあります。
そんな中、近年は「ほぼ日手帳」ってあの糸井重里さんが発行してる手帳があるんです(調べたら2002年からでした)。
この「ほぼ日」、ガイドブックが出るくらいコアなユーザーに支持されている手帳なんです。
こちらの文具店には「ほぼ日」やミドリの手帳も、そしてコクヨの手帳も販売しています。
そのコクヨからはいつの間にか「ほぼ日」に対抗すべく「ジブン手帳」というチャレンジャーが登場してました。
これ、最近ネットで知って気になってて実際どんなものなのか見てみました。
すごく使いやすそうです。こういうのを待ってたんだよなあ・・・。
この日はいくつかの種類から絞り込めずに買うのを止め帰りましたが普通の価格の倍以上するこの手帳、買ってみたいと思いました。
もうこれだけPCやスマホが普及した世の中でスケジュール管理してる人も多いと思うけど紙の手帳のニーズは激減、ってわけじゃありません。インスタでもすごく多くの人がこのジブン手帳、「こんな風に使ってるよー」ってPOSTしてました。なんかみんな楽しそう・・・。たとえ高くてもプラスαの楽しみがあるから買うんですよねー。
そういえばだいぶ前なんだけどタテ・ヨコの予定表やメモ欄、アドレス帳とか必要なものを必要なだけチョイスしてつくる「トッピング手帳」って社内で提案したんだけど「そんなの売れないよ」と即却下されました・・・。まあ爆発的に売れるとは思わないけどこういうニッチなものこそオンデマンドのいいところだと思うんですけどね。けどトッピングがダメでも自分で「こういう手帳をつくってくれ!」って自分でデータを持ち込んで世界に一冊だけの手帳をつくるのもアリですもんね。そんなワークショップをしたり、「手帳の達人」なる人のセミナーをやっても面白いかなとも思うし。そう、まだまだ紙の手帳はイケると思います。怖いのは紙媒体が、とか手帳は売れない、っていう先入観。逆にいうと大量生産が減ってるからこそ「自分だけのもの」をつくるチャンスかなとも考えています。
※なお、タイトルは「らみれすちゃん、文章読んでタイトルつけておいて」と頼んでおいたら「俺のこだわり」になってました。うーむ、64点。