むーんです。
最近、ワタシの中では四字熟語が静かなブームです。
四字熟語探しの中で先日、面白いものを見つけました。
「校書掃塵」です。
こうしょそうじん、と読むのですが、「何度書物を校正しても、誤りがなくなることがないということ。 書物を校正する作業は、机の上の全ての塵を掃ってもなくなることはないように、終わることは無い」という意味からだそうです。
「書を校するは塵を掃うが如し」を略した言葉だそうで、思わず納得してしまいました。
何度も校正を重ねてやっと本が仕上がっても、「実はこの方の名前が~」なんてこと、あるんですね(ちなみにこういう場合、訂正シールや正誤表などで対応します)。机の塵を掃いても掃いてもなくならないのと同じだ、とは先人もよく言ったものです。
校正って単純な誤字脱字もあれば、文体の不統一や、単位や数字の扱いの統一などさまざまなチェック箇所があります。ページが多くなればなるほど、その作業に費やす時間もかかります。
誤字などのない本が理想ではありますが、ワタシたち業界人への慰めのような四字熟語まであると知ってちょっと嬉しい気分にもなったむーんでした。
ゴールデンウイークも明け、新しい一週間のスタートです。
元気出していきましょう~!