こんにちは。
いよいよ、いよいよ、伊代はまだ16だからぁ~♪(昭和生まれの方のみ反応)
・・・ということで8月です(-_-)
先週は人間ドックに行って年に一度の点検をしてきました。
詳細はひと月後ですが、血液検査も胃カメラもエコーも問題なさそう。
これまで大病もせず丈夫に産んでくれた親に感謝です。
そう、そんな親をはじめお世話になった方への感謝の気持ちを添えて私むーんの自分史がこのたび完成しました!
とはいえ予算もあるので20部の作成なのですがね(笑)。
データもすべて自分で作ってみました。
これまでは本づくりに携わる側でしたが、執筆する側も経験しておかないと、ということで挑戦してみました。
とはいえそう思い立ったのが2018年。つまり4年越しでの完成でした。
自分史活用アドバイザーとして、執筆にあたっていろいろ注意するべき点がたくさんあるのですがいざ自分でやってみると本をつくるって大変だなあ、というのが感想です。
例えば何回校正しても校正というより訂正が入ってしまうことがよくありますが、これって見れば見るほど出てくるんです。
「校書掃塵」という四字熟語があるのですがこれは
「校正という作業は机の塵を掃くのと同じでやってもやってもキリがない」
ということなのだそうです。
印刷屋の側からすると何度も訂正が入ると
「しっかり校正見てくれよ」
と思うところですが、なかなか完璧に校正を見るっていうのは字数が増えれば増えるほど困難な作業ではないかと思います。
結局仕上がってから
「この表現、おかしいな」
と思ったところが数カ所ありました。
結局はこんなものです。けれどすべては著者の責任。
校正を見ておきながら刷り直せ、とか金は払わない、っていうのはナンセンスです。
そのくらい責任を持って校正という作業に向き合う必要があるのです。
体力と根気、これ重要です。
装丁にも少しこだわりました。
本文は「オペラクリームマックス」という用紙を使いました。
普段だと「淡クリームキンマリ」が安価で無難なのでお客様にも薦めてしているのですが、自分の本だし少しこだわってみようということでいろいろ吟味した結果、この紙にしました。
カバーの色は愛車のオレンジにしました。予算のこともあり、PP加工は断念しました(涙)。
でも長期保存を考えると擦れや色褪せ対策としてPP加工を施すのがベストです。
本当は普通印刷しないカバーの裏に印刷してみようかと考えていました。
生まれた頃の石倉町のマップとか、生家の間取り図とかそんなものを「隠れキャラ」的に印刷しようと考えていましたが結局やめてしまいました。
それと普段めくることのない、カバー。そこもめくって表紙を見てください。
見返しは大好きなネイビー。濃紺です。在庫紙で探したのですがここはお金かけても満足行くものがいいなと思い「タントH70」という色を選択しました。
こんな風にいろいろとこだわってつくってみました。
口絵の写真も限られた枚数の中でどれにしようか選ぶ作業も楽しかったです。
最後まで悩んだのが本のタイトルとあとがき。
この二つは何度も書いては直し、の繰り返しでした。
特にタイトルはもっと時間をかけて考えればよかったと思いますがまあいいか。
あとがきも読んでくださった方達へのメッセージがあったのですが、文章ではうまく伝えられることができそうになく、断念しました。ここはちょっと残念だったなあ。
さっそく読んでいただいた方もいて(なんと一日で読了)感想もいただいたりもしました。
いい経験になりましたし、過程も楽しかったです。
以前、出版された方が本をつくる過程が楽しかった、とおっしゃっていましたがわかる気がします。
こういうことも経験しないとわからないことです。
そして本日支払いも完了しました。
さて、ここでも何回かご紹介していますが、今週5日(木)、DiPS.A前橋まちなか店がプレオープンします。
前橋の市街地に行く際はぜひお立ち寄りくださいね。
それではまた。