こんにちは。
4月22日、アースデーであり、よい夫婦の日のマンデー、むーんがお送りします。
さて、本日は先日納本となったばかりの本をご紹介!
テーマでいうとZINE(ジン)になります。
ZINEとは・・・
個人(もしくはグループ)が行った出版活動と定義されます。
これはジャンルや製本方法などは問いません。
例えば二つ折りなどの印刷物でもZINEは成立するというわけです。
実は1年半前に来店され、ハードカバーの写真集を作成、出版されていて当店では二回目となる方です。
アメリカの方ですが日本語がとても上手で打ち合わせなどもスムーズにできました。
前回に続き、今回の写真集もモノクロ。そのモノクロの仕上がりをとても気にされていたので印刷の立ち会いを提案し、立ち会ってもらいました。
オフセット印刷の現場に立ち会っていただき、版の取り付け作業や、高速に吐き出される用紙に興味津々の様子でした。
モノクロって単色ではあるものの、黒の濃さによっては写真の印象がすごく重くなったりします。著者はどちらかというと浅めの仕上がりを希望されていてそれを調整しながら印刷を進めていきました。
納本の際にも印刷・製本の仕上がりに満足いただき、とても嬉しそうな表情をされていてこちらも嬉しい気持ちになりました。帰り際に
「ムーンサン、アリガトウ。楽シカッタデス」
と言っていただいて、あー、いい本が提供できて良かったなあって心の底から思いました。
実はこの本が販売されます!
著者からご提供いただいたプロモーション用画像の一部を掲載しますね。
こういうZINEっていいですよね。
自己表現するツールとしては最高じゃないかって思います。
現代ではインスタグラムやYouTube、TikTokなどで自らを表現・発信することが気軽にできます。しかしそれらはコンテンツは違えど、見え方ってみな同じなんですよね。
その点、ZINEなどの印刷物だったら紙やサイズ、製本の方法など、自分の好きに表現することができます。それが紙媒体の最大の良さであり特徴だといえるでしょう。現在もいくつかの個人出版を製作中ですがその人らしさが表現できるような印刷物づくりのお手伝いをしていきたいと考えています。