先週末は、大寒波の到来で再び雪が降るのかななどと心配しましたが、関東の平野部は荒れ模様とならずほっとしました。それでも滅多に雪など降らない九州南部や沖縄地方、はたまた台湾でも降雪が観測され珍しい光景が見られたようですね。
自然の植物や野鳥など観察していると、その生態が天候と密接に関わっていることが分かるようになってきます。渡り鳥ではないその地域に一年中いる鳥を留鳥と言います。スズメやカラスなどがそうですね。そんな留鳥の中で「ウソ」という山岳部に生息する私の好きな野鳥がいます。餌の豊富な温かい暖かい季節は標高の高い場所にいますが、冬になり雪も降るようになると餌を求めて、標高の低い里へ降りてくるようになります。そのタイミングが年によって早かったり遅かったりと変わることもあり、そんな所に生き物と季節の関わりを感じたりします。桜の開花などもその一つですよね。
インフルエンザが例年より遅い流行をしてるようですので皆様お気をつけください。それでは。
軽井沢で撮影したウソの♂。水分補給のためでしょうか雪を一生懸命食べてました!
(Y)