こんにちは。
2月20日のマンデー、むーんがお届けします。
DiPS.Aの隣、ノイエス朝日では明日まで「冬の蚤の市・ふる本市」が開催されています。
先日寄ってみたのですが、面白い本がありました。
「2001年の日本」。
1969年刊行の本ですから32年後の日本を予言・予想する本です。
その中に様々な業種の未来があったのですが、その中に「印刷工業」という項目がありました。大日本印刷の当時の社長が予想したもので興味があったので読んでみました。
「文字・写真等の原稿から版を作る工程が極度に自由化され・・・」
ううむ。
「電送等の手段によって同一の版が各地で同時に作られ、大型で高速の印刷機が直ちに廻るということによって、現在の印刷方式も画期的な飛躍を遂げるであろう」
インターネットのような通信手段がない時代から、そうした通信が印刷の分野にも応用できることを暗示してるんですね、この時から。
すごい。
21世紀に入ったばかりの時代はまだ大型の印刷機がバンバン廻っていた時代ですもんね。
そして!
「しかし校正を見てから文章を変えるという人間の悪いくせはなかなか直りそうもないから、校正は相変わらず必要であろう」
「計算機は誤りを直し得ても、名文を新たに創造することはできない」
うわっ、いつの時代もそうだよなあ(苦笑)。
そして名文を機械が創り出すこともできないことまで。
1985年公開の「バック・トゥ・ザ・フューチャー」も30年後の未来を想像した世界があったのだけど、30年先ってすごく近代的になってると思いきや、そうでもなかったりしますね。
自動車はまだ地上を走ってるし。
こういうものが書物として残ってるのも楽しいものですね。
やっぱりこうした書物は遺されてべきです(キッパリ)
ちなみにこの本、第4刷でした。結構売れたのかなあ。
インフルエンザが猛威を奮ってますね。
スタッフのアッシュさんちも大変なようです。
むーんは生まれてこの方、インフルエンザに罹ったことは一度もありません。
そして花粉症知らず。
こんな身体に産んでくれた親に感謝です。
この時期は体調管理も十分すぎるくらい気を遣いたいものです。