昨日は啓蟄、少しずつ虫も地上に這い出てきます！
むーんです。
さてさてみなさん、山田かまちってご存じですか？
群馬が生んだ天才少年。
美術でも文章でも、そして音楽でもその才能を遺憾なく発揮したものの、17歳の時不慮の事故で亡くなった伝説の少年です。
あの氷室京介さんとも同級生で氷室さん曰く「あのまま音楽を続けていたら彼（かまち）には叶わなかった」と言わしめるほど。
先日、昼休みにぐんラボ！スタッフたちとそんな山田かまちさんの話をしていて
「そういえば、山田かまち美術館って行ったことないよなあ」
なんて思い行って来ました。
作品の数々･･･、その一つ一つに目を奪われました。
そして一枚のちらしが目に入りました。
「T氏によるギャラリートーク 3/5開催」
そう、T氏こそが彼の小3時代、いち早く才能を見抜いた担任の先生だったのです。
しかもこの方、DiPS.Aにも何度も来ていた方･･･。
Wikipediaでこの方がそんな方だったということを知り椅子からずり落ちたことがあったっけ（もちろん嘘）。
これまで何度かお目にかかりましたが、一言もそんなこと言ってなかったなあ。
もっとも「私が彼を見出したんだ」なんて言わないほうがかっこいいのですが。
そんなわけで昨日行って来ました。
実はT氏と親交のある、DiPS.Aのお客様にもこの日のことをご案内していて、会場で合流できたのですが他にもDiPS.Aの常連客、とうか通称「DiPSファミリー」のOさんやYさんまで！しかも隣のノイエスの常連さんまで！
どれだけ広いネットワークなのよっ！と感嘆しつつ、ギャラリートークを聞きました。
お母様や、当時仲良しだった3人組の友だちなども駆けつけ、とても賑やかなトークショーでした。
しかし、小学3年生でその才能を見出すってすごいことだと思います。
もしこの時別の先生だったら、才能は見出せなかったかもしれないなあ。
帰りの車中でそんなことを考えていました。
才能はあってもそれを見出されぬことなく、ずっとその才能が埋もれたままのことも多いんじゃないでしょうか。
多感の時期にたくさんのものを見て、感じて、それを表現して彼にとっては駆け足の早過ぎる人生だったですね。とても良いイベントだったと思います。
それではまた来週。
