アッシュです。
ディップスのエアコンは壊れていますが、日に日に天気が悪くなって、月曜日に「こりゃ病気になっちゃう」と思った暑さよりはだいぶ過ごしやすくなって、かえってちょうどいいくらいの温度・湿度になっています。壊れているといっても全壊ではなくて、一部動いていてそれがきいてくるので本当に寒いくらいになってきます。
昨日は東京出張でISOTを見てきました。電車に乗り、バスに乗り…エアコンがききすぎて寒くて、上着を着て歩いていました。それでも太ももや二の腕の脂肪の部分はヒヤッとしたまま温まらず、一日中お腹が痛かったです。
確かにアッツイおそとからお店に入って「涼しい!」と感じるのは気持ちがいいし、暑いと気分が悪くなったり空気が悪く感じたりしますが、ずっと居ると冷え冷えで体を壊しちゃいますよね。男性とかは長袖シャツだったりジャケット着てる人もいるからそういうのもあるかもしれませんけど…今年はいつも以上にエアコン問題を考えさせられます。私も夏でも長袖を着た方がいいかもって、生まれて初めて思っています。代謝が悪くなって身体が燃えていないのも原因でしょうが…なんとかならないでしょうか。
というわけで、長くなりましたが結果として「ディップスのエアコンは壊れているけどとっても過ごしやすいですよ」ということです。
曇ってきたのに加えて、社内各部署から支援物資が届いて(移動クーラーや他部署の扇風機など)快適になったというのもありますが。
だいぶ前置きが長くなりましたが本題に入ります。
ISOTです。東京ビックサイトで開かれている文具・紙製品のフェアですが、今年はちょっと縮小?傾向なのかと思うくらい大手の出店が少ない気がしました。そして、出店しているところの商品がだいぶかぶるかんじで、マスキングテープやカッティングされたレースのようなテープがあちこちで展示されていて、あまり新しいものは見られませんでした。文具や紙製品のメーカーがISOTではなくて同時開催のDESIGN TOKYOとか、雑貨フェアの方に出ていたり・・・店舗としても「文具店」というのが減って「雑貨屋さん」が増えているのと同じうように、展示会もいろいろなところに分散してきてるんだなーと思いました。本当にこだわった紙や文具を販売するところは、どうもこういった見本市じゃなくってもう少しターゲットを狭めた展示会?に出るようになっているのではないでしょうか?たとえば紙製品だったら「紙博」ができたし、「活版TOKYO」とかもありますしね。どうせ雑貨店型で出るならもっと大きな「ギフトショー」の方がいいとおもいますしね。大型店舗が結構どこにいっても同じブランド・同じような商品を扱っているのと同じで、大型展示会は大型商談会?というかんじでしょうか。まあそれはそれで、世の中の傾向とかが感じられていいのですが。
大型大量生産品と、地域密着型ストーリー性希少価値ブランドという住み分けがだいぶできてきたのかなーと感じます。ところが実は私は割と両方好きなんです。こだわりの製品を大事に使いたい、作りたい、使ってほしい・・・というのと、安くって気の利いたものを生活の中に取り入れて気軽に楽しく生きたい、生きてほしい・・・という気持ち。マーケティング的には「もっと的を絞れ」とか逆に「浅く広く」とか言うのかもしれませんが、私としてはこのグレーゾーンが当社・当店の狙いどころじゃないかなーとも思ったりしています。ずるいようですが、決着のつかない問題なので、そういうことにして「ゆるーく」こだわりの商品を発信していきたいと思いなおした今日この頃です。室温も・思考も、中道ってのがやっぱり好きです。
雨の晴れ間もあるでしょうか?みなさん良い週末を!