こんにちは。オペレーターのSです。今週はお盆休み明け、という方が多いと思います。気合いを入れていきましょう。
パソコンのモニターで見ていた時には鮮やかだった色が、実際の印刷物では暗くなってしまっている・・・という声を時々頂きます。そんな時はご入稿されたデータのカラーモードがRGBになっていないか確認してみてください。印刷用のデータはCMYKモードで作成する必要があるんです。
RGBとは、光の三原色、R(赤)G(緑)B(青)です。混ぜれば混ぜるほどその色が明るくなり白色に近づくため、加法混色と言われています。テレビやパソコンのモニターはRGBで色を表現しているんです。
CMYKとは、色料の三原色、C(シアン)M(マゼンタ)Y(イエロー)にK(ブラック)を加えたものです。色料の三原色は混ぜれば混ぜるほどその色が暗くなり黒色に近づくため、減法混色と言われています。
このようにRGBとCMYKでは色の表現方法が異なるので、再現できる色の領域にも違いがあります。RGBの方が再現できる色の領域が広く、蛍光色などの発色のいい色も表現できてしまうため、実際の印刷物との差が生じてしまうんです。 特にWord、Excel、PowerPointなどのアプリケーションではRGBでデータが作成されてしまうので、印刷用のデータに変換した際に色味が変化してしまうことが多いんです。モニターで表現されるRGBカラーが、CMYKカラーで再現できる近似色に置き換えられてしまいます。ちょっとややこしいですね。
それではまたお会いしましょう。(*゚∀゚)ノシ