こんばんは、ヤエモンです。
先日、お店の裏に鳩が迷い込みました。
飛ぶでもなく、電線に留まっているのでもなく、クリックリッした目をしてアスファルトの上にちょこんといる鳩を店長がみつけました。
両足に脚輪をしていました。
そばに寄っていっても飛んで逃げず、ちょこちょこと横歩きをするばかり。
「どうしたの?」と近寄ってみると右へ。左からまわりこむと右へ。
普段は鳩を可愛いなんて思ったことがないのに(おっと失礼)この時はとても愛おしく思えました。
猫がうろうろしているのでいたずらされては大変、と心配になり、ネットで色々と調べました。
結局、脚輪の番号を確認すべく、抱き上げようとして逃げられてしまったわけですが、あの鳩、一体何者だったのでしょうか?
レース中だったのか、伝書鳩だったのか。
それにしても鳩に手紙を託すとは人間も色々考えたもんですね。
手紙といえば、ボトルに手紙を入れて川や海に流したり。
はたまた風船にメッセージをつけて飛ばしたり。
タイムカプセルと称して地中に埋めて何年も経ってから中を開けてみたり。
確実に正確に相手に用件を伝えるためだけでなく、夢や希望を託したりする形もありますね。どれもこれも受け取る時のワクワク感がいいものです。
いまや電子メールの時代になってしまい、なかなか手で字を書くという機会もなくなってきていますが、ポストに手紙を見つけた時の喜び、封を開ける時の楽しみ、これは電子メールではなかなか味わえないものがあると思っています。
先日、雑誌に手紙の思い出にまつわる記事がありました。
いくつものエピソードにじーんときて、思わず涙してしまいそうになりました。
やっぱりこういうシーンにはメールではなく、手紙が似合うな、と思いながら。
DiPS.Aではぬくもりを大切にする手紙やはがきをこれからもご提案していきたいと思っています。
電子メールはすぐに反応が返ってきて便利ですが、時には少し時間をかけて誰かに思いを伝えてみませんか?
よろめきながら電線に留まった鳩。
愛らしい目をした姿を写真におさめたかったのですが、時すでに遅しでした。
残念。
http://dips-a.shop-pro.jp/←ネットでも店頭でも便せん・封筒・はがきなど販売しています。
お店ではオリジナルポストカードも作成できます。