こんにちは、ヤエモンです。
今日は急に季節が春になったような暖かさでした。
また明日から寒くなるどころか、また雪が降るなんて予報もあったりしますので、まだまだ油断は禁物です。
さて、前回、額縁の呼び名が「ややこしいの!」という話しをしましたが、まだ「ややこしい」話しがありました。
「ラミネート加工」と「パウチ加工」です。
ラミネートしたいというご要望でお店にお電話をいただくことがあるのですが、よくよくお伺いするとこちらでいう「パウチ加工」だったりします。
DiPS.Aでは表面に特殊フィルムを貼って紫外線による退色を防いだり、耐水性・耐久性を向上させる加工を「ラミネート加工」と言います。大きなポスターの片面を一枚の薄いフィルムで覆う加工で、熱を必要としないのでコールドラミネートと言ったりもするようです。
触った感触は柔らかくペナペナしています。
一方、パウチ加工もラミネート加工の一種ではあるようですが、区別するためにホットラミネートとも言うようです。
印刷物をフィルムの真ん中に挟みこむようにして加工します。
熱を加えることにより、フィルムが固くなり、印刷物に強度が加わり、折れ曲がりにくくなるようになります。
飲食店のメニューによく使われたりしている ↓これ がそうです。
ややこしいですね。
DiPS.Aでは、柔らかいUVカットの片面加工を「ラミネート」、そして両面からガチッと固める下敷きのような仕上がりの加工を「パウチ」と通常呼んでおります。
加工を間違えないように、ラミネートやパウチをお受けする際には何度も確認させていただくかもしれませんが、間違えのないようにということですので、どうぞお許し下さいませ。
なお、加工するもととなる印刷物は予備をご用意いただくか、印刷からご依頼いただきますようお願いします。