ヤエモンです。
突然ですが、店内で販売している紙に「四六170㎏」のような表示をしているのにお気づきでしょうか?
これは紙の厚さ(重さ)をあらわしたものです。
同じキロ数のものでも、原紙の大きさが違うと、厚さ(重さ)が変わってくるため単純な比較ができなくややこしい話になります。
原紙の大きさによってA判、B判、四六判、菊判など、呼び方も違います。
四六判は原紙を書籍用に32ページ分に断裁した大きさがおおよそ四寸×六寸だったことから四六判とよばれるように、また菊判は、当時の新聞に用いられたことから「新聞」=新しいことを「聞く」から菊判とよばれるようになったようです。
さて、話は飛びますが、この紙の名称の由来を知った時に思い出したのが、今は中之条町に合併された六合村です。
六合村の名前の由来は6つの字が合わさったということらしいのですが、なぜそれを「くに」と読むか。
「くに」数字に直すと、9と2。9+2=11に。「六合」を数字に置き換えると「6」と「合→5」これを足すとやはり11に。
ゆえに「くにむら」と読むのだと子供の頃、友達が得意になって言っていたものです。
聞きながら、だったら7+4でもできるよ、「なしむら」だ、なんて思ったものですが。。。
本当のところはどうなんでしょう?
当然のごとく使っている言葉にも、そのルーツをたどるとなるほど、とうなずけるものと、無理矢理後からつけたなと思うもの、そして全く違うことになってしまったものなど色々ありますよね。
紙は色々あってややこしいな、と思ったところで、ややこしくも説明してくれた友の話を思い出したことでした。