こんにちは。
8月19日、「俳句の日」、「バイクの日」のマンデー、投稿したはずなのに全部消えていたガビーン、なむーんがお送りいたします。
お盆休み、いかがだったでしょうか。
むーんはGWや年末年始など、こうした多くの人が動く時期には宿泊を伴う旅行はめったにしないのですが、このお休みは長野県に2泊旅行してきました。
これは中山道、奈良井宿です。
さてさて本日は作品紹介です。
夏季休業前に納本となったのですが作品集、絵画を集めたものなので画集です。
画業５０周年を記念した画集で、１０代から近年の作品まで１１０点あまりが収録されています。
制作の過程で著者のまえがきを読んだり、作品（写真）をみることで著者にも作品にもとても興味が湧いてきました。
ヨーロッパの国々、移住した群馬の風景、静物画、自画像。そして世界平和を願う作品。
迫力のある作品に目を奪われます。
県内のとある村役場にも作品が収蔵されているようだったので作品を観に行ったりしたほどです。
美術大を中退し、画家を志し１０代で海を渡り、フランスで修業を積んだことや還暦を過ぎてから大病を患い、これをきっかけに空気のきれいな群馬に移住したことなどその過程で描かれた作品が著者の人生そのものでした。
５０年の歴史の集大成。こんな大きな事業を任されているという思い。
しっかりとこの画集はつくらねば、と常に考えながら進行していきました。
入稿や校正などいつも遠くからお越しいただいていたため、せめて納本の時くらいはお届けにあがろうと思っていました。
著者も奥様も温かく迎えてくださり、その仕上がりにもとても喜んでくださいました。
移住した群馬のどこで出版していいかわからなかったはずなのに当社を選んでくれた理由は
「ギャラリーがあって絵画のような作品も大切にしてくれる印刷会社ならきっといい本にしてくれると思ったからほかはまったく検討しなかったよ」
とのことでした。
ありがたいです。
隣に「ノイエス朝日」というギャラリーがあって、何かのきっかけでお越しいただいていたようです。そして二年前だったか、ディップスにも「作品集がつくりたい」と来店されたのが最初だったような。コロナが蔓延する世の中になってつくるのを躊躇した時期もあったようですがなんとしても出版する、という思いでいらっしゃったようです。
奥様もジャズシンガーとして都内で活躍されているそうで、納本の際にアルバムCDもいただきました。
CDもジャケットを開いてビックリ！
著者の絵画が掲載されていました。歌や歌声も素敵でしたがこんなジャケットも粋でいいなと思います。
「印刷データも取っておいてくれる？増し刷りするかもしれないからね」
もちろん、再版に備えて保管しています。
８００部作成しましたがこの記念すべき作品集がたくさんの人の手に渡りますように。
そんなことを思いながらご自宅をあとにしました。
こんなふうに自分がこれまでつくってきた作品をまとめる、っていう作業もこれからの新しい創作活動していくうえで新しい気づき・発見があるのではないでしょうか。
そんな一冊、つくってみませんか。
それではまた来週。
