ダムの上ではあまり雨が降らず、一部地域にしつこいほど雨が降るとは困ったものです。
こんばんは、ヤエモンです。
今日もガッチャンガッチャン音をたてながら活版印刷しました。
手キンと呼ばれるこの機械は金属の塊が動いてる、といった重みがあります。
一枚一枚手刷りするわけですが、何枚も印刷すると、手がすこしこわばるような感じがするのはそれだけの重みがかかっているということだろう、と思います。
色を変える時は上にあるインクを受ける丸い金属の塊を取り外して掃除をしますが、これまた重い。
重くて厳つい印刷機なのに、版となる活字はすごく繊細で、文字のある面を金属でひっかいてしまったり、うっかり落としてしまったりすると、
ほらこのとおり。
活字が少し削れてしまって印刷がきちんとできません。
ローラーも大切に扱ってあげないといけませんし、なかなか扱いが大変です。
活字を鋳造する人も、手キンを製造する会社も少なく、今やとても貴重な存在ですので、色々な道具を大切に、大切に使わないといけません。
そのため活字にダメージを与えないように、印圧を強くするのは御法度だったり、ボコッと印刷面をさせるのはタブーだったりすることもあるようです。
でも、そこはちょこっと羽目を外してしまいましょう。
ワークショップではみなさんに「印刷すること」の楽しさを体感していただこうと考えておりますので。。。。。
活版印刷を知っているかたも、あまり知らない方も、このレトロな機械にふれてみませんか?
詳しくは→https://www.dips-a.jp/workshop/ でチェック!